

4年ぶりの大雪
22日の昼から夜半にかけて関東甲信地方は雪が降り、都心では4年ぶりに積雪が20cmを超える大雪となりました。 皆さまにおかれましては怪我や被害等はなかったでしょうか? 水位センサーを設置してから初めての降雪。データを見る限り各河川の水位は正常に取得できているようですが、念のため異常がないかパトロールを行いました。 降雪から一日が経過し、道路の除雪はだいぶ進んでいるようですが、水位センサーの設置してある河川付近は、まだまだ雪が多く残っています。 コンクリートの渡しには雪が残っていますが、意外にも、水位センサーには雪が残っていません。 プラスチック製の水位センサーケースとコンクリートでは、熱の蓄え方が違うので、水位センサーの方が早く雪が解けたのかもしれません。 一方で、水位センサーに雪が残っている箇所もありました。 この箇所は日照時間が少ないようで、残っている雪はあまり解けた様子がなく、まだやわらかい状態でした。 水位センサーに残っている雪は、幾分解けた後凍ったようです。 けれどもケースの傾きやアンテナの折れや曲がりも無く、データも正常に送信し続けて


第3回TOKYO八峰マウンテントレイル
八王子防災プロジェクトでは現在、LoRaWAN+水位計測デバイスを活用して市内の小河川の水位を測定しています。お陰様でデータ取得も着実に進んでいますが、LoRaWANで形成されたネットワークを活用した多目的利用ができないものか?と常日頃考えておりました。 LoRaWANは免許の必要がないアンライセンスバンドである一方、高速移動に弱い、通信速度が遅い等といった特徴があり、これをネガティブに捉えるご意見も多く伺います。これからさらに技術の向上が図られたとしても、この特徴はあまり変わらないのかもしれません。
ただ、これは悪い意味ではなく、用途に合わせ最適な方式を活用するという事が、これからのIoTを進化させていくのだと思います。 そこで、12月23日(土)に八王子市で開催された『第3回TOKYO八峰マウンテントレイル』において、LoRaWAN GPSトラッカーを使ったランナーの位置情報取得実証実験を行いました。 『八峰マウンテントレイル』は、3G/LTE回線が圏外になる場所も走行エリアに含まれているので、今回は3G/LTE基地局に電波が届くところに移